こんにちは。WEBチームの野田です。
本日は、現在フランスはソショーのプジョーミュージアム
「The Peugeot-Sochaux Museum of Adventure」で実施中のイベントのご紹介を。
『The Forbidden Exhibit ("禁断のプジョー"展示会)』と題された今回のイベントでは、
これまで、開発はされたものの様々な理由から市場に出ることのなかったモデルの
数々を展示。プジョーの知られざる一面をクローズアップしています。

車メーカーが存続するには、常に新製品を開発、世に送り出し続けることが必要です。
ある時点で市場の要求を満たした製品も、すぐに時代遅れと見なされるようになって
しまうのです。
プジョーには、そんな開発過程で生み出されたプロトタイプが残されています。
そのうちの幾つかは、開発の最終段階でプロジェクトが中止になったため、実車としての
完成度を持ちながら未完のまま時を止めているものもあります。それでも、それらは、
それぞれの時代のプジョー・スタイルを体現した貴重な歴史の証言者です。
今回の展示会では、1933年から1996年までに開発された車両にスポットを当て、
普通車両、スポーツカー、特殊車輌(例えば軍用車など)が展示されています。
例えば、4輪バイク。オートバイではなくクルマでもないこのモデルは、1902年の時点では
プジョーの製品ラインナップに位置付けることが難しかったため、お蔵入りになってしまった
ものです。
そして、PEUGINOXステンレスで出来た歯医者用の歯冠(クラウン)セット。
ペッパーミル、コーヒーミルの作り手として知られるプジョーが、こんなものまで制作?
実は、1930年代、金属加工技術の高さを示すため宣伝用に制作されたものとか。

さらに忘れてはならないのが、1996年に発表されたTULIPコンセプト。
TULIPとは、T:Transport、U:Urbain、L:Libre、I:Individuel、P:Public の頭文字。
個人利用可能な公共輸送システムの実現をめざしたものでした。
その当時、あまりにも先進的過ぎて受け入れられることの無かったTULIPコンセプトですが、
現代では、充分に通用するのではないでしょうか?
プジョーの歴史の裏を支えてきたプロトタイプを集めたユニークな展示の数々。
パリにいらっしゃる機会があれば、是非、足をお運びください。

■展示車両
o 402 B Diesel HL50 chassis - 1936
o 104 three volume (with a boot compartment) - 1975
o 104 estate - 1975
o 504 sport coupe - 1979
o 505 cabriolet - 1982
o 505 coupe - 1984
o 305 V6 rally racing - 1981
o 305 rally road version - 1981
o 208A chainrail - 1933
o Jeep 4 wheel-drive VSP - 1955
o Quadricycle - 1902
o 歯科用クラウン
o TULIP - 1996
■The Peugeot-Sochaux Museum of Adventure
http://www.musee-peugeot.com/Front/index.aspx
Carrefour de l'Europe- 25600 Sochaux
月-日 10:00-18:00
※予告なく休館する場合がございますので、訪問される場合は事前にお問い合わせ下さい。








