料理人が百人いれば百通りのカスレがあると言われるそうです。
カスレはフランス中西部地方の郷土料理。
カソールという土鍋で白インゲンと豚肉・鴨肉やソーセージをこってりと煮込む濃厚な豆料理です。
このカソールという土鍋がカスレの名前の由来。歴史は100年戦争の頃に遡ります。
疲れた兵士たちにカルカッソンヌの人々が町に残っていた材料をかき集め煮込んでふるまったらそれがとても美味しかったとのこと。俗に三大カスレと言われるのは、トゥールーズ、カルカッソンヌ、カステルノダリのカスレです。
一月にカスレの会に行ってきました。
講師はお酒とフレンチをこよなく愛する料理研究家、平野由希子嬢。平野さんはなんとカスレで一冊の本「料理を習いにフランスへ」を執筆していらっしゃいます。
さて今日のカスレは本場トゥールーズ風です。
まず白インゲンをお水につけて・・・と話が始まり

塩漬け豚をソテーする頃から美味しそうな匂いがたちこめ、お腹の虫が目覚めます。
じっくり煮込んだ後に

鴨のコンフィをソテーしてのせ

最後はフランス定番の料理法。オーブンに入れてじっくり煮込み、
フランスでは鴨の油をたら~と7匙・・・のところを今日は1匙でややさっぱりと a la facon japonaise..

太りそうと思ってもカスレの濃厚な香りに食が進んでしまうのでした。
最近は東京のビストロのメニューでもカスレをよく見かけるようになりました。
寒い冬もあと少し。こんなリッチで素朴なフレンチを試してみてください。
ワインは同じ土地のタンニンたっぷりの赤を合わせて♪

財務管理部S.I.でした。







