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Owner's Life - プジョーを愉しむ人々

Vol.6 風と薫りを感じながら。
オーストラリア流ゆったりドライブのすすめ。
207CC オーナー 安藤恵さん

愛車の207 CCで、忙しい仕事の移動をこなす安藤恵さん。コックピットは、自分だけのリラックスできる空間。ルーフを開けて、自然の風と木々の薫りを感じながら次の目的地へ。風と遊び、移動を楽しむのが、安藤さん流のCCライフ。

オーストラリアで覚えた"クルマとの付き合い方"

今回ご登場いただくのは、お父さまが経営する会社の営業部門で働いている安藤恵さん。愛車はプジョー207 CC。自宅から会社までの往復160kmに加え、得意先回りなどでもクルマを使用している。多いときには1日400km近く、時間にして10時間以上をクルマの中で過ごすという。

その安藤さんが自分のクルマをはじめて所有したのは、大学時代。留学先のオーストラリアでのことだった。「行かれたことがある人なら分かると思いますが、オーストラリアは何もかもが大きく、広いんです。学校への往復はもちろん、バイトに行く、買い物に行く、そのすべてにクルマが必要なんですよ。だから、向こうに渡ってすぐに免許を取りました。その免許も、自動車学校に通うというのではなく、路上で練習して試験を受けて...(笑)。日本とは大違いなんです」

そして安藤さんは、オーストラリアで中古の日本車を買い、オーストラリア流の"クルマとの付き合い方"を覚えた。それは、安藤さんにとって、とても新鮮で素敵な体験だったという。

「オーストラリアでクルマ生活をスタート出来たことは、とてもラッキーだったと思います。道は広いし、恐い思いもなく運転をマスターできましたから。でもそれ以上に私に影響を与えたのは、オーストラリア人のドライブについての考え方というか、姿勢です。とにかく、のんびりなんです」

安藤さんは目を輝かせながら、続ける。

「たとえば隣町に行くとしても結構な距離なんですが、その移動を楽しむように、ジュース片手にマイペースで走るんです。気候がよければ、エアコンを止めて窓は全開。空気の匂い、景色、風を切る音を楽しみながら...。私もすぐにそのペースが好きになってしまいました。だって、みんなにならってドライブすると、とても気持ちいいんです。やっぱりこれは、国土が広く人が少ないオーストラリアだから生まれたスタイルなのでしょう。私も4年間の滞在で、すっかりオーストラリア流が身についてしまいましたね(笑)」

このクルマなら、"風"を感じられる

留学生活を終え、帰国後は、お父さまの会社への就職が内定していた安藤さん。通勤にはクルマが必要だった。だがオーストラリアの環境に慣れ親しんだ安藤さんは、当初日本の道路事情に尻込みさえ感じていたらしい。

「道は狭いし、クルマも多い。正直、こんなところで運転できるのかなって思いましたね(笑)。でもクルマは必要だったし、オーストラリアですっかりクルマ好きになっていましたから...。クルマ選びの上でまず考えたのは、自分の運転の技量にあった小さなクルマであること、そして風を感じて走れるクルマであること。この2点でしたね」

じつは安藤さんのご自宅には、安藤さんの207 CCのほかに、もう1台のプジョーがある。それはお父さまが普段の足として使っている、1007だ。

「父はサーキットに走りに行ったりするくらいのクルマ好きなんです。そのためのスポーツカーも持っているんですが、通勤には手頃なサイズの1007を使っています。その関係でプジョーのカタログに目を通したんです。そこでピンときたのが207 CCでした。サイズが小さいし、ハードトップを閉じれば普通のコンパクトカーとして使える。そしてオープンで走れば、文字通り風を味わいながら走ることができる。それまでオープンカーに乗ったことはなかったけど、私が買うならこのクルマだなって思いました」

ショールームで対面した207 CCの実車は、安藤さんのその気持ちをさらに強くさせた。しかし安藤さんには、一抹の不安があった。それは"仕事で使う"という部分だ。

「父の会社は、採石場などで使う特殊な機械などを作っているメーカーなんです。そこで働くということは、そうした機械を使っている現場にも足を運ばなくてはいけない、ということでもあるんです。207 CCのように、ある意味"目立つ"クルマだと、何かと問題が出てくるかも...とは思いました。でも最終的には、移動の時間のほとんどを過ごすんだから、気に入ったクルマのほうがいいという理由で決めました」

このようないきさつで、207 CCとともに働きはじめた安藤さん。しかし今では207 CCを選んで、本当によかったと感じているそうだ。

「朝6時に家を出て、帰宅は夜遅くなってからというのが、毎日のスケジュールです。会社に行っても、ずっとオフィスにいるわけではなく、現場を回ったり、取引先に打ち合わせにうかがったり。207 CCは、その毎日の足として活躍してくれています。もちろん、仕事でくたくたになることもしょっちゅうですが、207 CCのドアを開け、ホールド性の高いシートに身体を預けると、なんだかホッとするんです。ここは私のプライベート空間。心地よさも、くつろぎも、すべて207 CCが与えてくれます。疲れた身体を207 CCが癒してくれるから、仕事が続けられるというと言い過ぎかもしれませんが、それくらい207 CCが好きになってます」

「ルーフを開けると、夏は暑く、冬は寒い。でも、せっかくのオープンカーなんだから、できるだけルーフを開けて走るようにしています。オープンで走る方が気持ちいいし、気分も盛り上がりますから。とくに仕事で疲れた自分に喝を入れたいときも、オープンです(笑)。そしてBGMは、好きな曲ばかりを入れたiPodで。好きな音楽とずっと一緒にいたいから、オプションのiPod接続キットは必須でしたね」

休日は207 CCとともに郊外へ。自然を感じつつドライブを楽しむ。
ただ、安藤さんが、唯一、207 CCに"申し訳ない"と感じていることがある。

「やっぱり、現場に行くということです。道路が舗装されていないのは当たり前、そればかりかワダチが深く掘れたダートになっていて、ラインを選んで徐行しても跳ね石などがクルマの下回りに当たることもしばしば。何しろ自分自身、ヘルメットとツナギ、そして長靴着用が必須というようなシチュエーションなんですから。もちろん、帰るころにはクルマは砂ボコリやドロまみれ。洗車するたびに"こんなに汚しちゃってごめんなさい"って気分です」

もちろん、安藤さんが207 CCと過ごすのは、仕事のときだけではない。時間が自由にとれる休みの日、207 CCは安藤さんを郊外のドライブへと誘う。これこそが、安藤さんの至福の時間。ルーフを開け、風を入れ、自然を感じながら、ゆっくりと走る。オーストラリアで覚えたドライブのスタイルが、207 CCで再現されるのだ。

「ドライブするなら、自然の中って決めています。街にクルマで出かけるのは、あまり好みじゃないんです。高原や湖のそばなど、美味しい空気を味わえるところでオープンにして走ると、自然と一体になった気分です。もちろん、スピードはゆったり、オーストラリア流で(笑)。家族で出かけるときは、父のクルマに母が乗り、207 CCは私と妹、ふたりでキャピキャピ(笑)騒ぎながらのドライブです」

もっともっと遠出したいけど、それにはあまり時間がなくて...と語る安藤さん。ただ、この秋コースデビューを目指しているというゴルフ、そして近い将来始めたいと思っている乗馬など、安藤さんは、数多くの夢を持っている。207 CCは、ときには励まし、ときにはいたわり、きっとその夢を一緒に楽しんで行くはずだ。

掲載日:2009/9/1

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