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本日、フェリーヌ日和

Vol.4 207SW GTiで走りを楽しむ西伊豆ドライビング

いわゆる走り屋ではないけれど、ドライブに行くのなら運転を大いに楽しみたい。もちろん、愛車はマニュアル車。思い通りのシフトコントロールで滑らかにクルマを操る醍醐味。機能ばかりでなく、アグレッシブな走りが持ち味の207SW GTiで、知る人ぞ知る西伊豆ドライブルートへ。久しぶりにとった平日の休み。心行くまでその走りを愉しんだ。

ようやく仕事がひと段落。同僚たちは、溜まった疲れとストレスを解消するために、お酒を飲んだりしているようだが、自分にはとっておきのストレス解消法がある。それはドライブ。今までも、海、山、高原と、様々なルートを愛車の207SW GTiで走り抜けてきた。
さて今回は、どこを走るとしようか。

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ドライブ当日、愛車の207SW GTiを走らせ、東名高速道路・沼津ICを目指す。高速道路を走るクルマの数は少々多いが、207SW GTiの路面に吸いつくようなコーナリング、アクセルを踏むとグンと加速してくれるレスポンスのよさは十分に楽しめる。

エンジンの回転数を耳で感じながら、少し引っ張り気味にシフトアップしていく。なめらかで、伸びのあるターボの加速を感じながらトップギアまでもっていくと、旅気分も盛り上がってくる。

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沼津ICを降りて市街地を抜けると、いよいよ旅も本番だ。まずは楽しみにしていた絶景の広がるドライブルート「西伊豆スカイライン」へ。ここはかつて有料道路だったが、現在は無料で通行できる。あまり利便性が高くないせいもあって、交通量は少なめ。ドライブを楽しむにはもってこいのルートだ。

細くカーブの多い山道を抜けて西伊豆スカイラインに近づくにつれ、うっすらと霧が出てきた。絶景を楽しみにしていただけに少し残念だが、まぁこの季節は仕方がない。霧のカーテンの向こうに楽しみが待っていると思うと、なんだか粋な演出にも思えてくる。

西伊豆スカイラインに入ってしばらく行くと草原が広がるワインディングロード、のはずだが、ここも霧で眺望は閉ざされていた。しかし、視界がなくなるほどの濃い霧ではないので207SW GTiの走りは十分に堪能できる。

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立ち込める霧の中に響く、207SW GTiのエキゾーストノート。シフトレバーを2速から3速、3速から4速と上げていくたびに、エキゾーストノートはクルマが奏でる音楽のように草原の空へと流れていく。呼吸のようにアクセルペダルを踏み、鼓動に合わせてシフトレバーを操作していくと、207SW GTiは体の一部のように反応してくれる。この「クルマを操っている」という充実感、やはりマニュアル車ならではの感覚だ。

いくつかある展望台を通過して、その先に続く西天城高原線から「仁科峠」へ。この時点では霧も晴れて、天井に広がる"パノラミックガラスルーフ"からも太陽の光が差し込んできた。

再び207SW GTiに乗り込み、県道410号を宇久須方面へと下っていく。これまでのスカイラインと違い、今度は道幅の狭い山道が続く。しかし、こんな道ほど207SW GTiの本領発揮だ。

ヘアピンカーブの手前でシフトレバーを1速落としエンジンブレーキをきかせると、207SW GTiは路面をがっちりとつかむようにして安定感を増した。そしてステアリングを切ると、クルマの中心で回転するように、また路面に吸い付くようにシャープなコーナリングを決めてくれた。オートマチック車ではただの山道。しかしマニュアル車なら、スポーツドライビングの楽しみが詰まったステージに変わる。

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山道から海沿いの道に出て、次の目的地「三共食堂」へと向かう。ここは西伊豆名物"小あじ鮨"発祥のお店。西伊豆好きの友人に「うまい、うまい」と耳にタコができるほど聞かされ、一度は訪れたいと思っていたのだ。

店内の座敷に座って、名物"小あじ鮨"と、カサゴが丸々1尾入った"カサゴの味噌汁"を注文。そして待つこと数分、キレイな身をしたアジの握り寿司が出てきた。シャリとネタのあいだにはシソが挟んであり、ネタの上にはネギと生姜のトッピング。

「上に載っている薬味を箸でつまんで、お醤油につけてください。それをお寿司に戻して召し上がってくださいね」

店のおばさんが、お勧めの食べ方を教えてくれた。さっそくそのとおりに食べてみると......新鮮なアジの甘さとふわっと薫るシソの香りがベストマッチで実においしい。観光客だけでなく地元の人にも人気だというのもうなずける。

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お腹も満たされたところで、次に向かったのは「沢田公園露天風呂」。以前から雑誌などで見て、気になっていた断崖絶壁にある温泉だ。

岩肌に作られた階段を登り、小屋のような脱衣所のドアを開けると、目の前にきらきらと光る水面が広がる露天風呂とその向こうに広がる大海原。想像していた以上の迫力ある景色に思わずにんまりと笑みがこぼれる。すがすがしい空気を吸い込み、絶景を満喫しつつ、ゆったりと湯船につかる。西伊豆ドライブの締めくくりにピッタリの贅沢なひとときだ。

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少しだけ時間に余裕もあることだし、もう少し足を伸ばしてみようか。南伊豆へまわるか、中伊豆を抜けて東伊豆へ出るか。それとも伊豆スカイラインで、もう少しだけ207SW GTiを走らせてみるか......。雑然とした日常に戻る前に、今日はもうしばらく207SW GTiを味わっておこう。

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●西天城高原 牧場の家

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仁科峠のすぐ近く、標高約750mに位置するレストハウス。天気のいい日には、駿河湾や宇久須の街並みが一望できるビュースポットでもある。しぼりたての牛乳やコクのあるソフトクリームのほか、軽食やBBQなども味わえる。

  • 静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須3609-1
  • TEL: 0558-55-0787
  • 営業時間: 9:00~16:00
  • 定休日: 水曜

●三共食堂

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西伊豆の名物「小あじ鮨」発祥の店。観光客はもちろん、地元の人たちにも人気がある。小あじ鮨(並1260円)とカサゴの味噌汁(840円)の組み合わせが定番だが、小あじ茶漬(1365円)などのメニューもおすすめ。

  • 静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須283
  • TEL: 0558-55-0030
  • 営業時間: 11:00~15:00、17:00~19:30
  • 定休日: 水曜

●沢田公園露天風呂

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20mの断崖絶壁に建つ町営の露天風呂。男女別の湯船は5~6人ほど入ればいっぱいの広さだが、温泉に浸かりながら大海原を眺めるのは、また格別だ。時間に余裕があれば、太平洋に沈む夕日を眺めながらの入浴がおすすめ。

  • 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科沢田
  • TEL: 0558-52-0057
  • 営業時間: 7:00~19:00(7・8月=6:00~20:00)
  • 定休日 : 火曜
  • 利用料: 大人500円、子ども300円

掲載日:2009/7/16

※本ウェブサイトに掲載されている情報は、掲載時点における情報です。
掲載した時点以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。

本日、フェリーヌ日和 バックナンバー一覧

  • vol.7 厳かに。秘めたる力を宿す旅。
  • Vol.6 207 Styleで秋ドライブ。紅葉と間欠泉を巡る週末
  • Vol.5 308 CC Premiumで秋ドライブ。吹き抜ける風と季節の実りを愉しむ。
  • Vol.4 207SW GTiで走りを楽しむ西伊豆ドライビング
  • Vol.3 407SWで行く山中湖カジュアル・アウトドア・ドライブ
  • Vol.2 青山~外苑、休日ドライブ (207 Style)
  • Vol.1 葉山で過ごすスローな週末 (308SW)